こんな風に思ったことはありませんか?
英語学習者向けの教材を使わなくても、楽しく英語を学べる方法はあります。
私は元々映画好きだったことから英語に興味を持ち、英語が好きになりました。
そのため、自分が好きな映画から自然と楽しみながら英語を学ぶことが多かったです。
自分が楽しいと思える要素を英語学習に取り入れることは、モチベーションの維持に大きく貢献してくれます。
そこで本記事では、自分の好きな映画や海外ドラマを使って英語を学ぶ方法について書きたいと思います。
どうせ英語を勉強するなら、できるだけ楽しくできる方がいいに決まっるよね!
映画や海外ドラマで英語を学ぶべき理由
映画や海外ドラマを字幕なしで観られるようになることは、英語を学ぶ人にとって1つの憧れのようなものではないでしょうか。
しかし当然ですが、映画や海外ドラマが英語を学ぶのに使えるからと言って、ぼーっと見ているだけでは英語の上達は望めません。
意図的な練習を通してリスニングに慣れ、知っている単語や言い回しを増やしていくことで、徐々に字幕なしでも聞き取れる部分が増えていきます。
そういった「英語力」を総合的にアップさせるために、是非本記事で紹介する方法を試してみてください。
どうせなら楽しく!映画や海外ドラマで英語を学ぶメリット
はじめに、映画や海外ドラマを教材にして英語を学ぶメリットについては、以下の点を挙げることができます。
- 日常会話に使えるような口語の表現を学べる
- ストーリーの流れや映像があるので英語の意味を理解しやすい
- 楽しみながら学べる
- 音声や字幕の切り替えができる
用意するもの
映画や海外ドラマを教材として英語を学ぶにあたって、以下のものを用意してください。
- 日本語・英語字幕を表示可能な映画や海外ドラマのDVDやBlu-ray / 動画配信サービス
- ディスクを再生するためのテレビやPC
- 辞書(スマホのアプリ等でも可)
肝心の作品選びについてですが、これは
内容に関心を持てるもので、少なくとも一度は観たことがあるもの
にしてください。内容を把握していると英語の理解がスムーズになるからです。
ちなみに、動画配信サービスで有名なHuluでは英語字幕が表示できる作品もあって便利です。
2週間の無料体験もあるので、映画や海外ドラマが好きで英語学習にも役に立てたいなら一度試してみてはいかがでしょうか。
また、作品のジャンルとしては、難解な言葉が使われるようなSFやサスペンス等よりは、
ラブコメやヒューマンドラマ系の、日常会話が多く登場するもの
を選ぶことをおすすめします。
私の場合は、『500日のサマー』や『ホリデイ』等、ラブコメ系のお気に入りの映画で楽しみながら英語を学んでいました。
辞書を用意するのは、「なんとなく分かった」で済ませないようにするためです。
「英語の語彙力を増やすには?英単語の効率的な覚え方」の記事でも書きましたが、気になったらすぐに調べるクセをつけましょう。
字幕を活用しよう!映画や海外ドラマで英語を学ぶための勉強法
映画や海外ドラマを使って英語を学ぶ手順
今回ご紹介するのは、基本の音読の手順を映画や海外ドラマを教材とする場合に合わせてアレンジしたものです。
字幕や音声の切り替えができるという利点を最大限活かしながら進めていきましょう。
具体的には、以下の手順で行います。
- 3~5分程の会話のシーンを選ぶ
- 英語音声、日本語字幕でそのシーンを一通り見る
- 英語字幕に変えてもう一度見る
- 映像を止めながら、英語字幕を読み上げセリフを音読する
- 字幕なしでもう一度そのシーンを見る
それぞれ説明していきますね。
1. 3~5分程の会話のシーンを選ぶ
これはやってみると分かるのですが、細かくセリフの意味を確認したり音読したりしていると、短いシーンでもある程度の時間がかかります。
そのため、あまりに長いシーンや、会話がほぼ無いようなシーンを選ぶのはおすすめしません。
だらだらと何シーンもやるよりは、3~5分程度の会話が多めのシーンに集中して英語の意味を理解していきましょう。
シーンの選び方としては、こんな話し方ができるようになりたいと思う登場人物が話しているシーンや、好きな俳優さんの会話シーンを選ぶと取り組みやすいです。
2. 英語音声、日本語字幕でそのシーンを一通り見る
シーンを決めたら、まず英語音声、日本語字幕でそのシーンを一通り見ます。
この時にだいたいの会話の内容や流れを把握します。
3. 英語字幕に変えてもう一度見る
次に同じシーンを英語の字幕を表示して一通り見ます。
この時、英語を読んで意味の分からなかった単語や言い回しは辞書等を使って確認します。
分からない部分だけ日本語字幕に切り替えて確認しながら進めてもいいですね。
ちなみに、一定の時間内に人が読める文字数は非常に限られているので、日本語字幕では思い切った意訳がされていることも多いです。
吹き替えの日本語の方が多くの情報を詰め込めるためオリジナルの台詞に近い訳となっているので、英語の意味が取りにくい場合はそちらも適宜参考にしてください。
4. 映像を止めながら、英語字幕を読み上げセリフを音読する
続いて、先ほど確認した英文を映像を止めながら字幕を読む形で音読します。
慣れている方は映像を流しながら、シャドウィング(聞こえてくる音声の少し後に続いて英文を読む)にしてしまっても大丈夫です。
この時に意識してほしいのは、
できる限り登場人物の話し方を真似る
ことです。
発音はもちろん、イントネーションや話すスピードを完全にコピーする気持ちで取り組んでください。
この練習を続けることで、自然な話し方や発音に少しずつ近づくことができます。
うまく言えない箇所は簡単に諦めずに、何度も音声を聞いて繰り返し音読してみましょう。
5. 字幕なしでもう一度そのシーンを見る
最後に仕上げとして、字幕なし、英語音声のみでそのシーンをもう一度見ます。
意味を調べたり音読をしたりしたことで、今回はかなり聞き取りやすくなっていると思います。
この時点でも曖昧な箇所がある場合は、2~3に戻って確認します。
映画や海外ドラマで英語学習の方法まとめ
- 3~5分程の会話のシーンを選ぶ
- 英語音声、日本語字幕でそのシーンを一通り見る
- 英語字幕に変えてもう一度見る
- 映像を止めながら、英語字幕を読み上げセリフを音読する
- 字幕なしでもう一度そのシーンを見る
以上、好きな映画や海外ドラマで英語を勉強する方法について書きました。
この練習に使う作品はレンタルショップで借りてきてもいいですし、便利なHulu等の動画配信サービスを利用するのもありです。
既にお手元に映画や海外ドラマのDVDやBlu-rayがあるのであれば、早速始めてみてはいかがでしょうか。
好きなものを活用すれば、継続して学習に取り組みやすくなるよ!
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