お子さんの英語教育に関心がある方なら、このような疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。
筆者とり子には娘がおり、本記事の執筆時点で生後3ヶ月です。
先日、娘が英語に触れられる機会を作ろうと思い、いわゆる「おうち英語」を始めました。
本記事ではなぜ我が家が「おうち英語」を生後3ヶ月から始めることにしたのか、またどんな英語教育をしているのか等をご紹介します。
英語教育に興味のある方の参考になれば嬉しいな!
生後3ヶ月の赤ちゃんとおうち英語を始めた理由
赤ちゃんに英語を教える意味はある?
赤ちゃんの英語教育というと、
という疑問が浮かぶかもしれませんね。
以前書いた「赤ちゃんの英語教育はいつから?ママが知っておくべき意外な事実とは」の記事で、子どもの英語教育のために意識したいのは
- 生後6~8ヶ月(長い目で見ると7歳)までに
- できればママが(もしくは誰かが対面で)直接英語で話しかける
という点だとご紹介しました。
詳しくは記事を読んでいただければと思うのですが、簡単に言うと赤ちゃんは生後10~12ヶ月になると、
- 自分の言語で話されているで使われる音を認識するのがより得意になる
- 普段聞かない音を認識する能力を徐々に失う
と示す研究結果があるからです。
つまり、赤ちゃんは言葉を話せないときから周りの音を聞き、自分が話す言語を習得する準備をしていると言えます。
生後3ヶ月の赤ちゃんはどんなことができる?
実際にいつから英語に触れさせるかは、お子さんの発育の様子等を考慮してそれぞれのお家にあった時期を選ぶと良いでしょう。
我が家では生後3ヶ月になってから少しずつ英語に触れる機会を作ることにしました。
『はじめてママ&パパの育児―0~3才赤ちゃんとの暮らし 気がかりがスッキリ! (実用No.1シリーズ)』によると、3ヶ月の赤ちゃんには一般的に
視力が発達して、30cm以上離れたものも少しずつ見えるようになります。首を自由に動かせるようになるので、視野に入ったものに興味を持ち、じーっと目で追うことも。
…(中略)…
表情が豊かになり、うれしいときは満面の笑みを見せてくれます。
という特徴が見られます。
実際に娘が3ヶ月になってから、
- 首がほぼすわった
- ものを掴んだり、引っ張ったりするようになった
- よく笑い、泣いているとき以外でも声を出すようになった
- 人の動きやおもちゃ、テレビなどに興味を示すようになった
という変化が感じられるようになりました。
壊れ物のように少し動かすのもびくびくしていた0ヶ月の頃と比べると、日々驚かされるぐらいに体や心の発達を感じています。
いろいろなものに反応し、注視したり、手を伸ばしたり、笑ったりするようになったことが、この時期からおうち英語を始めることにした理由です。
首がほぼ安定したので、ひざに座らせて絵本を読みやすくなったことも大きいですね。
子供の英語教材、赤ちゃんから始められる絵本がおすすめ!
おうち英語、我が家の場合
実際に今我が家で行っているのは、
- 英語の絵本の読み聞かせ
- 子ども用の英語の歌を聞かせる
- 簡単な英語のフレーズで話しかける
です。
基本的に英語だから特別なことをするというわけではなく、日本語で普段することを英語でも同じようにするという感じで取り組んでいます。
なので、日本語の絵本を読むときもあれば、英語の絵本のときもあり、日本語の歌を聞かせるときもあれば、英語の歌もあるという感じです。
先程、子供の英語教育で意識したい点として、
- 生後6~8ヶ月(長い目で見ると7歳)までに
- できればママが(もしくは誰かが対面で)直接英語で話しかける
と述べましたが、②で挙げたように直接英語で話しかけることが重要です。
これも先程紹介した別記事で挙げたのですが、ある実験で、生後6~8ヶ月のアメリカ人の赤ちゃんに中国語で話しかける機会を設けるということが行われました。
この実験で12回に渡って中国語に接した赤ちゃんは、10ヶ月半ずっと中国語を聞いてきた台湾の赤ちゃんと変わらず中国語を認識できたという結果が出たそうです。
しかし、対面ではなく音声やビデオでこのセッションを同じ程度行っても、学習効果は全く見られなかったとのこと。
直接話しかけるのが大事なのがよく分かるね!
英語で話しかけるために特におすすめなのが英語の絵本の読み聞かせです。
絵本はアマゾン等で簡単に手に入りますし、英語もそれほど難しくありませんから、親が読み上げて直接話しかけることができます。
「私は英語ができないし…」と心配する必要はありません。
YouTube等で読み聞かせの音声がアップされているものもあるので、読み方や発音の参考にすることが可能です。
『ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語――わが子の語学力のために親ができること全て! 』という本でも、
皆さんも私の下手な発音を子供に聞かせても大丈夫かなと言う心配はいりません。大切なのは、子供は両親の声が一番安心すると言うこと。決して上手な英語でなくてもいいので、親御さんご自身で読んでみてください。
と書かれていました。
英語教育とはいえ、おうち英語はあくまでも子どもとのコミュニケーションのひとつです。
難しく考えず、親と子どもの両方が楽しめるように行うのが理想的ですね。
はじめての英語の絵本におすすめ!『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』
はじめての英語の絵本に個人的におすすめなのは、『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』です。
非常に有名な絵本で、日本でも人気の『はらぺこあおむし』のEric Carle氏のイラストが使われています。
私自身は子供の頃にこの絵本を読んだことがなかったのですが、今回手に取ってみて、
- イラストがカラフルで視覚的に楽しめる
- 繰り返し同じ表現がされていて、自然と英語が耳に残る
- 動物の名前や色を英語で学べる
点が非常に魅力的だと感じました。
ダイナミックでカラフルな動物の絵が注意を引くようで、じっと注目したり、手を動かしたりと、娘の反応も良いです。
ハードカバーやペーパーバック、ボードブックといろいろなタイプのものが出版されているのですが、私はこちらのフラップのついたボードブックを選びました。
ボードブックだと子どもが強く引っ張っても破れませんし、フラップをめくると動物が描かれているので、子どもと一緒に楽しみながら読み進めることができます。
絵本を読むときは、座った状態で膝の上に娘を乗せて、このベルトで娘と自分を固定しています。
本をめくるときに手を離すことになるので、このベルトをしていると娘がずれ落ちるのを心配する必要がなく、とても重宝しています。
絵本の読み聞かせ以外でも、娘を抱いたまま食事をする際に大活躍してくれているお気に入りのアイテムです。
3ヶ月から始める赤ちゃんの英語教育まとめ
- 生後3ヶ月は好奇心が育ち始める時期
- はじめての英語教育には絵本がおすすめ
今回は我が家で行っている英語教育や始めた時期、おすすめの絵本などについてご紹介しました。
親も子も無理のない範囲で自然に英語に触れられるよう、これからも続けていきたいと思っています。
子どもの可能性は無限大ですから、小さいうちは楽しみながら学べる機会を親が積極的に与えてあげたいですね。
あくまで自然に、楽しみながらね!
英会話に使える育児に関する英語表現は「ママの英会話に!覚えておきたい赤ちゃんの育児に関する英語表現」の記事で紹介しています。
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