今回は、英語の筆記体を練習する上でおすすめの練習帳について書きたいと思います。
筆記体を書けるようになりたい!練習帳を使ってきれいな筆記体の書き方を学ぶ
実は私、英語の学習は長く続けてきたものの最近まで筆記体が書けませんでした。
実際のところ、日常で筆記体が書けない、または読めないから困ることはほぼありません。
しかし、美しい筆記体への憧れのようなものがあり、「いつか筆記体を書けるようになりたい!」と思っていました。
そしてアラサーにして筆記体習得に向けてようやく本腰を上げることとなり、効率的な練習方法を模索する中で出会ったのが『英語の名文をなぞる〈筆記体〉練習帳』という本です。
もちろん練習帳が無くても筆記体を習得することは可能なのですが、
- 短期間で集中して練習したい方
- きれいな筆記体の書き方を学びたいという方
は、お手本となるものを用意するのがおすすめです。
筆記体の練習方法として『英語の名文をなぞる<筆記体>練習帳』をおすすめする3つの理由
私がこちらの練習帳をおすすめする理由は、次の3つです。
- 名文に触れ、楽しみながら学べる
- お手本をなぞることできれいな筆記体の書き方、繋げ方が分かる
- 少しずつ取り組みやすい
それぞれ説明していきますね。
1. 名文に触れ、楽しみながら学べる
本書によるとこの練習帳は英米文学への案内書の役割も兼ねているそうで、様々な有名な小説、詞、演説等の一文が紹介されています。
私は読書が好きで、大学時代のゼミでもアメリカの文学作品を学んでいたので、本書の内容はとても魅力的だと感じました。
本書で取り上げられている作品の例を挙げると、
- ハーマン・メルヴィル 『白鯨』
- F・スコット・フィッツジェラルド 『グレート・ギャッツビー』
- ウィリアム・シェイクスピア 『ロミオとジュリエット』
- エイブラハム・リンカーン 『ゲディスバーグ演説』
等が紹介されており、少なくとも1つは名前を聞いたことがあるという作品や作家が見つかると思います。
要は、
筆記体を学びながら有名な作品の一節に触れられる
というわけですね。
ただ単調に文字の書き方を学ぶよりも、意味のある、そして深みのある文章を通じて学ぶ方が面白いですし、継続しやすいです。
2. お手本をなぞることできれいな筆記体の書き方、繋げ方が分かる
2つ目のおすすめポイントとしては、実際に書かれた筆記体のお手本をなぞることで、筆記体の美しい形や繋げ方を知ることができる点です。
自己流で書いていると、この点を身に着けるのが難しいと感じました。
筆記体は、大文字・小文字のバランスや文字の繋げ方、傾斜の程度等で見た目の美しさが大きく変わります。
「とりあえず書ければいい」という方はここまで気にしなくていいと思いますが、「もっときれいな筆記体を書けるようになりたい」という方には、お手本をなぞりながら学べるのはありがたいですよね。
実際に私もこの練習帳を使ってみる前と後では、筆記体の見やすさや文字としての美しさが改善したと感じています。
3. 少しずつ取り組みやすい
本書では2ページで1作品が紹介されています。
下図のような形で、左のページにはゴシック体の文章と日本語訳、作品や作者の解説、右のページにはなぞって練習するための筆記体の文章が載せられています。
これがたっぷりと60回分用意されています。
1回分で一区切りとなるため、
「今日は〇回分だけやろう」といった形で小分けにして練習できる
点がおすすめです。
例えば1日2回分すると決めれば、ちょうど1か月で本書を一通り終えることができますので、忙しい方にも取り組みやすいのではないでしょうか。
終わりに
今回は筆記体の練習におすすめの『英語の名文をなぞる〈筆記体〉練習帳』についてご紹介しました。
「もっと基本的なところから学びたい!」という方には、アルファベット一つ一つを筆記体で書くところから始められる『英語の名文をなぞる〈筆記体〉基本練習帳』というものもあります。
自分の字がきれいになっていくのは楽しいですし、英語学習のモチベーション維持にも繋がりますよ。
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