英検対策にも!英語のライティング、英作文上達のコツと練習方法

英作文のコツと練習方法 ハウツー
英語は読めるようになってきたけど、書くとなるとほとんどできない…

とお悩みではありませんか?

実際に英文を書くとなると、なかなか手が進まず思っていることが書けないことってありますよね。

英語のライティングは、仕事で英語のメールを送るときや、自分の意見を文章で表したい時に必要となります。

英検では2017年より3級(中学卒業程度のレベルとされている)から英作文の問題が出題されるようになり、ますます英語でのアウトプット能力が問われるようになりました

今回は、英語を学ぶ上で重要なライティング、つまり英作文を上達させるための練習方法についてご紹介したいと思います。

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なぜ英語のライティング(英作文)の練習が重要なのか?

紙に文章を書いている様子

ライティングでは英語を「組み立てる」必要がある

リーディングやリスニングに関してはある程度できるものの、

ライティングになるとなかなか書きたいことが書けない…

という方は多いのではないでしょうか。

英語のアウトプットの能力となるライティングは、スピーキングと同様、自分で英語を「組み立てる」ことが必要なため難易度が高いです。

ですが、ビジネスの場面を考えると英文メールで取引先等と連絡を取らなければならない方も多いはず。

実際に私も、新卒で入社してすぐに英文メールを打つ機会がありました。

ライティングはスピーキングの土台となる

巷では「~週間で英語が話せるようになる」とか「~するだけでペラペラに」といった広告等が多く、英語の練習となるとスピーキングばかり注目してしまいがちです。

ですが、実はライティングはスピーキングを強化する上でも重要な要素となってきます。

 

先述のように、ライティングの練習をするということは、自分が伝えたいことに適切な語彙を選択し、文法を踏まえて英語を「組み立てる」ということです。

この練習は英語をアウトプットすることに慣れるためにはもちろん、スピーキングの土台を固めるためにも有用です。

逆に言えば、比較的時間をかけたり単語を知らべたりしながら文章を作ることができるライティングが苦手な人が、相手の英語を聞き取り瞬間的に英語を作文し、発音・アクセント等も知っておく必要があるスピーキングが上達しやすいとは言えないでしょう。

 

そのため、効率よくライティングの練習を行っていくことをおすすめします。

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英語ライティング(英作文)のコツは?おすすめの勉強法 / 教材 / トレーニング

英語ライティングの練習

英作文は英「借」文!

ではどのようにライティングの練習をすればいいのかと言うと、私がいつも思い出すのが「英作文は英借文」という言葉です。

これは私が高校時代の英語の先生によく言われていたことなのですが、今でもライティング練習の的を射た良い言葉だなと感じます。

要は、自分が知らない(理解していない)表現は書けないので、便利なフレーズや「いいな」と思う言い回しはどんどん「借りて」きましょうということです。

 

具体的な方法としては、

お手本となる英文が載っている本やテキストを1冊用意して、使えそうな文を書き写す

のがおすすめです。

  • ビジネス英語・・・英文メール例文集
  • 英検等の試験対策・・・過去問や参考書等

とライティングを強化したい分野に合わせてお手本を用意しましょう。

 

ここで注意してほしいのは、

何も考えずにただ書き写せばいいわけではない

ということです。

英文を書き写す際には必ず、

  • その文章でその時制・単語・言い回しを使うのはなぜかを考える
  • 何のためにその一文が書かれているのか考える
  • 単語の意味やスペル、文法等を訳文と照らし合わせる

という作業を行いながら、能動的に英文の作り方を学んでください。

また、英文を書き写していて

この英文がこの意味なら、あの言葉は英語でなんて言うんだろう?」など、疑問に思ったら必ずその場で調べる

ようにしてください。

こうすることで、一度の練習を最大限効率的に行うことができます。

時間をかけて満足するだけの無駄な練習にならないようにね!

なぜ書き写す必要があるのか

なぜ単に英文を読むだけでなく書き写すことをおすすめするかというと、

文章の流れや構成、スペルまで覚えるためには一度自分で書いてみる方が圧倒的に記憶に残る

からです。

手書きが面倒なら、せめてPC等で入力するなどして、自分で「書く」という練習を意識しましょう。

数をこなせば英語を「組み立てる」感覚が養われていくので、だんだんとライティングが苦ではなくなってきます。

特にビジネスメールであれば定型文で済ませることができる部分も多いので、適切な言い回しを実際に書けるようにしておくとすぐに役に立ちますよ。

 

私は以前英検1級の対策をしていたとき、過去問5年分ほどの英作文の模範解答をそれぞれ数回書き写して練習していました。

こうしておくと、実際に自分が一から書くことになったときに文章の組み立て方や便利な言い回しがある程度身についています。

この練習の結果、無事に合格することができたよ!

英検の英作文・ライティング対策におすすめの参考書

英検を受ける方なら、英作文に特化した様々な観点からの文章が掲載されているテキストを1冊用意して、英単語や表現、意見の展開の仕方をまるごと吸収してしまうのがおすすめです。

こちらのテキストは英検1級対策用のものですが、英検を受けない方でも論理的な文章を書く力を身につけるために非常におすすめの一冊です。

覚えたいフレーズはメモして後から見返す

また、気になったフレーズや言いまわしはメモしてまとめておくと、後で「あれどんな風に書いてたっけ?」と思ったときにすぐに確認することができて便利ですし、記憶の定着に繋がります。

メモするポイントとしては

読むと意味が分かるけど、自分では書けない単語や表現に注目する

といいです。

ちなみに、英語学習のメモにはメモアプリの「Evernote」を利用するのがおすすめです。

  • さくさくと記録できる
  • 関連するものどうしで整理がしやすい
  • 検索してすぐにお目当てのメモを取り出せる

ので、とても便利ですよ。

時間が無い時は写真で保存しておけばOKです。

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英語ライティング練習法まとめ

英作文は英借文!自分で「書く」という練習を意識しよう。

今回は英語のライティング、英作文上達のための練習方法について書きました。

まずは「書く」ことに慣れて、それから使える表現をどんどん吸収していきましょう!

ハウツー英語学習
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この記事を書いた人
とり子

英語講師・翻訳者。
4か月女児のママ。

\忙しいママにも英語を学ぶ楽しみを!/
●読んだその日から実践できる英語勉強法を多数紹介
●TOEIC980・英検1級保有者の学習ノウハウを公開
●ときどき日々の暮らしに関すること

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