長期休暇に海外旅行に行くという方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
私も昨年ハワイに旅行に行ってきました。
海外旅行といえば、気になるのはネット環境です。
北米やヨーロッパ諸国等はwifiを使える場所が多いため、外出先でのネット環境は日本より整っていると思います。
それでも、お店の情報を調べたり、地図アプリを開いたりしたいときにwifiのある環境でないとネットに接続できないというのはやはり不便なもの。
そこで、前回のハワイ旅行では海外SIMカードを事前手配しました。
今回は、その際に購入した「ZIP SIM」について書きたいと思います。
SIMフリーのスマホがあるなら、海外SIMカードを購入すると便利!
海外SIMカードを購入することにした背景
これまで海外旅行に行くときは、
- ホテル等のwifiのあるところでだけネットを使うと決め、何も用意しない
- ポケットwifiを持って行く
のどちらかでした。
まあ実際は常時ネットが使えなくても、何とかなります。
ただ、私は方向音痴なので移動中にマップアプリが使えないのと、現地でリアルタイムで人と連絡を取りにくいという点を不便に感じていました。
ですが、前回の旅行は結婚式&ハネムーンでハワイに行くことになっていました。
そして、私は花嫁であるのと同時に、海外に慣れていない家族のガイド役でもありました(笑)
そのため、
- プランナー会社や家族・ゲストとの連絡手段がほしい
- 目的地への交通手段等、さっと調べられるようにしておきたい
という理由から、常時ネット(できれば現地での通話も)を使えるようにしておきたいと考えました。
ポケットwifiを選ばなかった理由
一昨年シンガポールに行った際は、現地の友人と連絡を取りやすいように「イモトのWiFi
」でポケットwifiを手配して持って行きました。
空港受取・返却なこともあり非常に便利だったので、最初はハワイ旅行でも利用しようかと思っていたんです。
ですが、8日間の見積り額を見てみると、オプション利用無しで13,180円。
う~ん…以前利用したときは4日間ほどだったので割と安かったのですが、やはり日数が長くなるといいお値段しますね。(旅行時期・地域・期間等によって料金は異なります。)
滞在期間が短い旅行ではおすすめできるものなんですが、前回の旅行では我が家のCFO(←私)の判断によりアウトとなりました。
大手キャリアのユーザーなら、国際サービスを利用する手も
ドコモ等の大手キャリアだと、海外用のパケット定額サービスがあります。なので大手キャリアユーザーなら、利用状況や期間によってはそちらを検討するのもありだと思います。
私は現在mineoを利用しているので、この選択肢は無しでした。
ちなみに、イギリスに行ったときにドコモの国際サービスを利用したことがあるのですが、場所が悪かったのか、設定が悪かったのか、速度が遅すぎて使い物にならなかった経験があります…(汗)※使用状況等によって変わると思います。
通話付き!ハワイ旅行におすすめの海外SIMカード「ZIP SIM」のスペック
そこで、何か良い代替手段はないかと調べていたところ、海外SIMカードである「ZIP SIM」にたどり着きました。
スペックは以下のとおりです。(3種類から選べます。)
- 対応地域 :アメリカ本土、ハワイ、プエルトリコ
- 使用可能なサービス:通話+SMS+データ通信
- 対応SIMサイズ:全てのSIMサイズ(標準、Micro、Nano)
- 利用可能期間 :7日間 / 14日間 /30日間
- 価格 :2480円(7日間) / 3280円(14日間) / 5480円(30日間) ※Amazonでの価格(2019/4/28現在)
- データ通信量 :4G LTE 500M(7日間) / 1GB(14日間) / 2GB(30日間)
- その他 :アメリカ国内への音声通話無制限、国際SMSも無料
私は14日間1GBのものを購入しました。それでも、ポケットwifiの見積り額より、1万円もお得。
通話も利用可能で、レストランの予約や問い合わせ等にも役立ちそうだと思ったからです。
↓商品名が「READY SIM」になっていますが、2016年4月から「ZIP SIM」に名称変更されています。
「ZIP SIM」のメリットとデメリット
- 安い
- ネットだけでなく、通話も可能(電話番号が割り振られ、アメリカ国内での通話が無料・無制限)
- 事前に購入できるため、現地についてから無駄な時間を使う必要がない
- wifi端末を持ち歩く必要がない
- SIMフリー機でないと使えない
- ポケットwifiと違って、1人しか使えない
- アクティベーション(SIMの有効化設定)は自分でする必要がある
- 4G LTEは特定の周波数に対応する端末でのみ利用可能(詳細は商品ページ参照)
- ZIP SIMを入れた自分のスマホ→日本のスマホへの現地での通話は「国際通話(long-distance)」になるため、使用には別途設定・料金が必要。(5ドルから利用可)
メリット・デメリット・注意点を踏まえ、使用状況によって「ZIP SIM」等の海外SIMか、ポケットwifiか考えるのが良さそうですね。
「ZIP SIM」が届いた
Amazonで注文した「ZIP SIM」が届きましたときの様子です。
商品はこんな感じです。
入ってるものは、
- SIMカードの入ったパッケージ
- SIMカードを取り出すためのピン
- 日本語の説明書
です。
こちらが日本語の説明書です。
いろいろ細かく書いてありますが、通常はSIMカードを入れれば自動的に開通するとのこと。開通するとSMSで電話番号が通知されます。
アクティベーションの手順は思ったより簡単ですね。※アクティベーションは現地に行ってからしかできません。
SIMカード本体はこちら。
標準、Micro、Nanoと、使用するSIMのサイズに合わせて台紙から取り外すことができるようになっています。
ちょっとした注意
日本で使っているSIMカードを取り出して「ZIP SIM」を入れることになるので、取り出したSIMカードを保管するケースがあった方がいいかもしれません。
日本に帰ってきたらSIMカードが破損していて使えない、ってなったら大変ですからね。
ハワイで海外SIMカード「ZIP SIM」を使用した感想
こちらの記事で実際に使用して感じた具体的な感想を書いています。本当に「あって良かった!」と思うぐらい大活躍してくれました。
終わりに
今回はハワイ旅行用に手配した海外SIMカード「ZIP SIM」について書きました。
ハワイやアメリカ本土に旅行の予定がある方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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