今回はそんな方に向けた記事です。
我が家で使っているのはアマゾンのAIスピーカー『Echo Dot』と、『sRemo-R2』というスマートリモコンです。
スマートホーム化に大活躍してくれているこの2つの合わせ技でできることをご紹介したいと思います。
スマートリモコンがあれば、古い家電でもアマゾンエコー(アレクサ)で使える!
AIスピーカーは簡単に言うと、
声でいろいろ操作できる便利なもの
です。
そして数種類あるアマゾンのAIスピーカーの中で最もベーシックなものが、今回私が購入した『Echo Dot(第3世代)』です。
初めてのアレクサにおすすめ!アマゾンエコードット(Amazon Echo Dot)でできること
実際のものはこんな感じです。思ったより小さく、スタイリッシュでした。
これ単体だけでも
- 『アレクサ、音楽をかけて』でPrime Musicをかける
- 『アレクサ、今日の天気は?』で天気予報を聞く
- 『アレクサ、今日の予定は?』でGoogleカレンダーの予定を読み上げる
- 『アレクサ、3分計って』で3分のタイマーをかける
- 『アレクサ、○○をONにして』で対応家電の電源を入れる
等が可能です。
普段リモコンで操作している家電を声をかけるだけで操作できたら、近未来的でちょっとわくわくしませんか?
ただ家電に関しては、
ネットと接続可能で、アレクサに対応した家電でないとアマゾンエコー単体だけで操作することはできない
という点に注意が必要です。
これって割と最近発売された最新家電等でないと、なかなか対応していないものなんですよね。
って思いますよね。
ですが、スマートリモコンと言われる類のものを使えば、従来型の家電(ネット接続不可、赤外線リモコン)でもAIスピーカーで操作することができるんです。
スマートリモコンというのは、
様々な家電のリモコンを1台に集約できるもの
です。
このスマートリモコンとアマゾンエコーのようなAIスピーカーをwifiで接続することで、家電を音声で操作することが可能になります。
イメージとしてはこんな感じです。
リモコン、家電のイラストは「いらすとや」さんからお借りしました。
アマゾンエコードット(Amazon Echo Dot)におすすめのスマート家電リモコン
このスマートリモコン、いろんなタイプのものがあります。
ですが、どれが良いのかなと調べてみると、人気どころはだいたいこの3つに絞れそうです。
ちなみに、私が選んだのは最後に挙げた『sRemo-R2』というものです。
これを選んだ理由は、次のとおりです。
- IFTTTに対応している
- 値段の割に高機能でコスパ良し
- 見た目も悪くない
この点を踏まえつつ、他の2つを選ばなかった理由を書いていきたいと思います。
ラトックシステムのスマート家電コントローラはIFTTT(イフト)に対応していない点が残念
まず、ラトックシステムのスマートリモコンは他のブロガーの方のレビュー記事等でよく見かける人気商品です。
使い勝手が良さそうなんですが、残念なことにIFTTT(イフト)に対応していません。
IFTTTとは、
ある条件を満たす場合に、これを実行せよ
というふうに指示を作り、ネット接続された機器を連携させて操作する仕組みのようなものです。
IFTTTを使えば、例えばスマホのGPS機能を利用して、
なんてことができるわけですね。
なくても十分便利かと思いますが、IFTTTに対応していればスマートホーム化にあたってできることを一気に広げてくれる機能です。
また、この『スマート家電コントローラ』に関して言えば、ちょっと見た目がスタイリッシュさに欠けるかな…(完全に好みの問題です。)
『Natue Remo』は高機能で見た目も良いが値段は高め
お次はNature Remo。真っ白で見た目はいい感じです。
さらにIFTTTにも対応しているんですが、これがここに挙げた3つのスマートリモコンの中で一番お値段が張るんですよね。
サイトやセール等で多少変動するかと思いますが、だいたい1万円ぐらいです。
ん~ちょっと高いかな、ということで、先ほど挙げた理由から私は『sRemo-R2』を選びました。
『sRemo-R2』のアプリは使いにくい?
ただこの『sRemo-R2』、レビュー等を見ていると、多くの人が機能性には満足しているようですが、「アプリが使いにくい!」という声がかなりありました。
スマートリモコンはアプリを使って様々な家電のリモコンを一元化し、アマゾンエコー等のAIスピーカーと連携する設定を行います。
なので、アプリが使いにくいとストレスになりますよね。
私としては「このあたりは試してみないと分からないし、一度設定が済みさえすれば後はアレクサに話しかけるだけだし、何とかなるだろう!」と楽観的に考えて購入に至りました。
※ちなみに2018年末に購入してから、アプリがアップデートされ、現在ではかなり改善されています。(2019/7/7追記)
実際に使ってみた結論から言うと、『sRemo-R2』のアプリは
特別使いやすくはないが、問題無いレベル
です。
基本的な家電のリモコンなら、こんな感じでアプリにあらかじめ専用画面が用意されているのでそれほど戸惑うこともありません。
確かに「すごく分かりやすい!」とは思いませんが、慣れれば特に問題ないと感じました。
レビューには昔のバージョンアップ前のアプリを使った方の声もあるはずです。
なので、おそらく多くのユーザーの「使いにくい」という意見が、いくらかの改善に繋がったのでしょう。
アマゾンエコー(アレクサ)と『sRemo-R2』連携でできること
実際に使ってみた具体例
『Echo Dot』と『sRemo-R2』を使って私が実際に設定してみた例を挙げたいと思います。
「こんな風に使えるんだな」と参考にしてもらえれば幸いです。
- テレビ、電気、エアコン、DVDプレイヤーをAIスピーカーで操作(チャンネル、音量、温度等の変更、リビングの電気だけ消す等)
- 「アレクサ、ただいま」で、エアコン、テレビ、電気を同時に付ける
- 「アレクサ、出かけるね」でエアコンと電気を同時に消す
- 朝、起床前(特定の時間)に暖房とテレビを付ける
他にもありますが、だいたいこんなことができるようになりました。
『sRemo-R2』には温度計や照度計も付いているので、「特定の温度になったら特定の動作をする」といった設定も可能です。
この辺りは探り探り習得していきたいと思います。
アマゾンエコー(アレクサ)と『sRemo-R2』を実際に使ってみた感想・口コミ
主婦にAIスピーカーは必要か?
まず結論から述べると、
主婦にもAIスピーカーはおすすめ!
です。
主婦の目線で感じたことも含め、具体的な内容について書いていきますね。
アマゾンエコー(アレクサ)と『sRemo-R2』の良いところ
実際に使ってみて感じたおすすめポイントは次の5つです。
- 音声認識感度が非常に良い(アマゾンエコー)
- 料理や集中したいとき等に声でタイマーをかけられるのが便利(アマゾンエコー)
- 音楽が手軽に聞けるのが嬉しい(アマゾンエコー)
- 複数の家電を同時に操作できるのは思ったよりも便利(アマゾンエコー + sRemo-R2)
- リモコンを視界からほぼ一掃でき、部屋が片付く(アマゾンエコー + sRemo-R2)
1. 音声認識感度が非常に良い(アマゾンエコー)
まず、『Echo Dot(第3世代)』の音声認識感度に驚きました。
これまで話しかけて反応してくれるものと言えばiPhoneのSiriだったんですが、Siriって声かけても全然反応してくれないんですよね。(iPhone SEを使っています)
おそらく上位機種だとスマホでも音声操作がもっと快適にできると思うんですが、なかなか話を聞いてくれないSiriに慣れていた私にとっては、『Echo Dot(第3世代)』の音声認識の良さは衝撃的と言ってもいいぐらいでした。
雑音が無ければ同じ部屋にいればほぼ確実に聞き取ってくれますし、テレビ等の雑音がある状態でもだいたいちゃんと聞き取ってくれます。
料理や集中したいとき等に声でタイマーをかけられるのが便利(アマゾンエコー)
まずアマゾンエコーだけでできることに関して言うと、タイマーが声だけで操作できるのが便利です。
例えば、料理の際にキッチンタイマーを使用することって多いですよね。
私の場合、以前は食材を触った手では触れたくなかったり、ボタンを押し間違ったりしてプチストレスを感じることがありました。
ですがアマゾンエコーを使用してからは、料理しながら声かけるだけタイマーを設定してくれますし、わざわざアラームを止めに行く必要がなくなりました。
また、仕事や勉強等、一定時間集中したい作業がある場合にも使いやすいです。
音楽が手軽に聞けるのが嬉しい(アマゾンエコー)
音楽については、アマゾンプライム会員やAmazon Music Unlimitedを利用している方なら本当におすすめです。
「アレクサ、音楽かけて」と言うだけでおすすめのプレイリストから適当に曲を流してくれますし、曲を指定したければアーティスト名や曲名、ジャンルを言えば再生してくれます。
音楽を聞きながら家事をすると、意外と面倒な作業もご機嫌でできてしまったりするので重宝しています(笑)
Amazon Music Unlimitedの特徴や使ってみた感想については「英語学習や家事・運動のお供に。6500万曲以上が聞き放題のAmazon Music Unlimied」の記事で詳しく書いています。
プライム会員やAmazon Music Unllimitedを利用していない場合でも、アマゾンエコーはradikoやTuneInといったラジオアプリと提携しているので、そちらで音楽を聞くこともできます。
複数の家電を同時に操作できるのは思ったよりも便利(アマゾンエコー + sRemo-R2)
ここからはアレクサとスマートリモコン『sRemo-R2』の合わせ技ですが、複数の家電を同時に操作できるのは本当に便利です。
設定をしておけば、毎朝テレビの音が目覚まし代わりになって、起きたらエアコンも付いているので暖房で暖かくなっています。
また、出かけるときにはひと声かけるだけで同時に電源オフにもできます。
なんかもうこれだけで買った甲斐があったというか、スマートホーム化を十分に実感できて嬉しくなりました(笑)
従来型の家電をアレクサで操作するにはスマートリモコンが必須なので、買うなら同時に買ってしまうことをおすすめします。
リモコンを視界からほぼ一掃でき、部屋が片付く(アマゾンエコー + sRemo-R2)
スマートホーム化の意外な恩恵は、複数あったリモコンを一掃でき、部屋が片付くことです。
我が家だと、テレビ、リビングの電気、和室の電気、DVDプレイヤー、サブモニターとして使っている昔のテレビ等、なんだかんだでいろいろとリモコンがありました。
これらの複数のリモコンをスマートリモコンで一元化できるので、リモコンを手元に置いておく必要がなくなり、部屋がより片付いたと感じます。
「リモコンどこにやったっけ?」と探す必要もなくなりますしね。
アマゾンエコーと『sRemo-R2』のちょっと残念なところ
一方で、アマゾンエコーというか、『sRemo-R2』に関して少し残念な点は、
初期設定に手間がかかる
という点です。
これはある程度は仕方ないところではあるのですが、面倒に感じてしまう方も多いかもしれません。
ただ、一度設定してしまえば後は快適なので、少し時間をかける価値はあります!
アマゾンエコーと『sRemo-R2』の具体的な設定方法については別記事にまとめています。
アマゾンエコードット(Amazon Echo Dot)とスマートリモコンでできることまとめ
- テレビ、電気、エアコン、DVDプレイヤーをAIスピーカーで操作(チャンネル、音量、温度等の変更、リビングの電気だけ消す等)
- 「アレクサ、ただいま」で、エアコン、テレビ、電気を同時に付ける
- 「アレクサ、出かけるね」でエアコンと電気を同時に消す
- 朝、起床前(特定の時間)に暖房とテレビを付ける
今回はアマゾンエコー(アレクサ)とスマートリモコン『sRemo-R2』でできることについて書きました。
お家が便利になるのはもちろんのことですが、こういったスマートホーム化自体に心躍る方に特におすすめの商品です。
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